こんな症状の方が来院されています
ストレートネック
ストレートネックという言葉を聞いたことはありますか? 訳はそのままで【まっすぐな首】となります。 ミリタリーネックやアーミーネックとも呼ばれています。軍隊での姿勢からが名前の由来とされています。 ストレートネック、ミリタリーネック、アーミーネックはすべて同じ意味で首がまっすぐの状態を意味します。 アメリカの軍隊や陸軍では上官の命令は絶対です。 話を聞く際や命令される際は首をまっすぐに保ち、アゴを引きます。 その姿勢を長時間維持し続けると本来あるべきカーブを減少させます。
左の写真は首にカーブがある良い状態です。 右の写真はストレートネックでカーブがありません。 ではストレートネックであることにより、どのような 問題や症状が引き起こされるのでしょうか? 今回はストレートネックの定義や細かい数値は省略しますが、 下記の症状に心当たりのある方はカイロプラクティック の検査やレントゲン分析をお勧め致します。
- 首の椎間板ヘルニア
- 手や手首のシビレ、痛み
- 肩や腕のシビレ、痛み
- 手や腕に力が入らない 握力低下
- 頭痛、耳鳴り、めまい
- 首や頭の傾き
- 腰や背中の動きの減少
- 腰痛や背中の症状
- 肩こり
- いびき
- 肩(上腕)が上がらない、動かしにくい
- あご、顎関節の症状
以上の様に代表的な症状例だけでも数多く挙げられます。
長時間に及ぶパソコン作業やスマートフォンの 使い過ぎがストレートネックの要因とも考えられています。電車内や街中で周りを見渡してみて下さい。スマートフォンを操作している人の多くはアゴが胸につくように下を向いています。これは首の本来のカーブを減少させるだけではなく、ストレートネックにそして逆のカーブを形成する可能性もあります。 そして猫背、当院では巻き肩と呼んでいますが両肩または一方の肩が前にでることで首のカーブも少なくなります。
当院ではレントゲン分析を詳細に行います。身体は建築物と類似している共通点が多いので首だけではなく、背中、腰、骨盤までをミリメートル単位で分析を行います。
そのうえで問題のある個所のみを特定し、施術(アジャスト)を行います。身体は建築物と似ている部分があり基礎工事部分が安定していないと屋根や壁がグラつきます。
上の写真の場合は首の下の箇所、155という数字がある首の7番目、そしてその下の胸椎1番目の間を施術します。施術はとてもソフトで素早いです。通常は痛みを伴いません。そして毎日の生活の中で意識すべきポイント、ストレッチや運動法もお伝えします。
※上記のレントゲン画像は患者様の許可を得て使用しております。 無断使用、許可なき複製は固くお断り致します。