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【ストレートネック】肩こり、頭痛、二重あごが無くなるまで
ストレートネックで来院された女性(40代/主婦)の改善事例をご紹介します。
主訴(来院時の症状)
首と肩こり、頭痛に悩んでおり、産後は更に悪化した。過去のデスクワークや育児、体型の変化に伴い二重あごと首のたるみが気になっている。
子供が施術を受けてとても反応が良かったので、私も受けてみたい。頭痛薬を月の半分ほど服用している。
来院に至るまでの経緯
学生時代はチアリーディングに打ち込み華奢な身体であったが運動神経は良かった。就職してから経理の仕事を退職するまでは紙の資料をパソコンに打ち込むことが多かった。
紙を見るときは左下、パソコンは斜め下を向いての作業が続き、頭痛、耳鳴り、肩こり、背中の緊張が強かった。
忘年会の写真で各テーブルの撮影時に、隣のテーブルで映りこんでいる自分の姿勢に愕然とした。顔が前に突き出して30歳程老けたような姿だった。
産後は更年期になり不調が続いていた。息子が側弯の疑いで吉田先生に診てもらった姿を見て、すぐに自分も受けてみることにした。現在は主人の仕事をパソコンで事務等手伝っており、調子は良くない。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 第1/2、第6/7頸椎の可動域低下
- 後頭骨下部に硬結
- 肩甲挙筋、菱形筋、棘上筋、胸鎖乳突筋の緊張
- 肩鎖関節1.8度左へ傾斜
- 第5胸椎 コブ角11.1度
- 乳様突起2.8度右へ傾斜
検査結果の分析により頸椎、中部胸椎の可動域制限と判断
施術内容と経過
頸椎、中部胸椎の施術に重点を置いた。
やせ型体型のために施術の負荷を最小限にしながら、首2か所、背中、仙骨/仙腸関節の施術に重点を置いた。
背中全体の可動性を増大させるために肩甲骨前後体操、ストレッチバンドを使用した背中と肩のストレッチを自宅やオフィスで習慣化した。
オフィスではノートパソコンをモニターにつなぐデュアルディスプレイ、ワイヤレスのキーボードを購入して、身体の近くに配置した。
下を向かない姿勢、前傾になりにくい環境づくりで椅子に深く座れるように腰のクッションを使用して背もたれの間に挟んだ。背筋を伸ばさないように座り、トイレや休憩、入浴時に1‐2㎝顔全体を見上げるように実践した。
500mmペットボトルを用いての背中のトレーニングを週に何度か行っている。
左の画像はC2の右側、C6の右側の2本線が交差しています。右の画像は各線が扇子(せんす)の骨組みのように一点に集まる状態です。首の線は重ならずに扇形に、首の前にある曲線と椎体(サイコロのような四角の前部分)とが近い状態が理想です。
日本に3台の当院の分析ソフトはひとりひとりに最適なカーブや形状を自動的に算出します。左画像はC2からC6の間と黄色のカーブに差があります。右画像は曲線との距離が近づいています。
上下の歯の間である咬合ラインは左画像ではやや下向きに、右画像では水平近くになっています。背中のカーブは左画像が前傾で巻き肩傾向、右画像はより縦になりながらもカーブを保持して垂直方向に維持しています。
※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません
以下ご本人のメッセージ
肩こりと背中の緊張が無くなりました。頭痛は季節の変わり目に時々感じますが、頭痛薬を持ち歩く必要がないことに信じられません。体重は変わりませんが二重顎のたるみがなくなりました。
痛みを感じなくなったので、デスクワークも苦にならず主人の仕事をしっかりサポートしています。
息子の試合にも重い荷物をもって参加できており、充実した毎日を送っています。レントゲンの再撮影時にも自分の変化を確認できて、嬉しいです。いつもありがとうございます‼
院長からのコメント
施術で変化があったことは良かったです。それよりもご自身で主体的にストレッチや日常生活で気をつけたことが、かけがえのない身体と向き合うようになったことが素晴らしいです。
正しい姿勢をとる、数十秒のストレッチでも継続すれば身体は変わります。息子さんが逞しくなったことに、毎回驚きます。今後もしっかりとサポート致します。
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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
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