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【椎間板ヘルニア】痛みとしびれで立てなくて
椎間板ヘルニアで来院された男性(60代)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
左おしりと太もも裏のしびれ、左ふくらはぎの違和感、慢性腰痛
来院に至るまでの経緯
ご家族の紹介で来院されました。
20年以上腰痛持ちであったが、マッサージや整体でなんとか凌いでいた。身体的には筋肉質で学生時代から30歳頃まで空手とキックボクシングを行っていた。
自宅近くの整形外科を受診後に脊椎専門クリニックを紹介されてMRI検査を行った。第4、第5腰椎の椎間板ヘルニアの診断を受ける。湿布薬と痛み止めを処方され、手術も視野にいれた方が良いとアドバイスを受ける。
車での営業とデスクワークで座り姿勢が多く、車から降りる時やトイレからの立ち上がり、靴下を履く動作にしびれと痛みが増える。立ち上がって背筋が伸びるまでに1、2分かかる。便通時に不快感があり、大声とくしゃみが怖い。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 立位時に前傾姿勢 お辞儀のように臀部が突き出る
- 有痛性跛行・姿勢あり、前屈・後屈時に痛みが増大
- 左太もも、左ふくらはぎしびれ
- SLRテスト・Kempテスト陽性
- 仙腸関節の可動域低下
- 仙骨前傾、3.58度左へ傾斜
- 第2腰椎コブ角8.3度、過去に第1腰椎圧迫骨折
- 第5腰椎椎間板約50%減少
検査結果の分析により下部腰椎、仙骨、仙腸関節の機能低下と可動域制限と判断。
施術内容と経過
頸椎/上部胸椎、仙骨、仙腸関節の施術に重点を置く。

過去のスポーツ歴で下肢の筋肉量は多い。ふくらはぎと僧帽筋が隆起するほど筋肉質であり、頸椎と上部胸椎の左右差が認められたので施術を開始した。
うつ伏せの状態でドロップ機能を使いながら低負荷の施術を開始した。骨盤全体の可動域低下が認められたので仙骨、仙腸関節の施術をメインとした。15分程度のウォーキングを毎日1〜2回行う。
開始4週間で8回の施術を行い、しびれが緩和した。8週間目から立ち上がり時や降車時の違和感が消失。自重スクワットを開始。
院長からのコメント
私自身が中学生の時に椎間板ヘルニアを経験したことから、しびれや痛みで生活の質が著しく低下することを身に染みています。
真っ直ぐ立てない、大きな声が出せない、姿勢を変える時に激痛が走る等を伴うと、仕事や日常生活の活動そのものに怖さがうまれて精神的ストレスが増大します。
痛みがあるなか頑張って施術を受けられるだけではなく、アドバイスでお伝えしたウォーキングや脚ブラブラ体操も継続されたことが、身体の変化につながったと感じております。
空手やキックボクシングを卒業されても、新たに合気道にチャレンジされている姿をみれて、とても嬉しいです。
椎間板ヘルニアでお悩みなら…
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