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疲れが取れない…慢性疲労の本当の原因

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「休んだはずなのに月曜の朝からもう疲れている」「寝ても疲れが全然取れない」…そんな状態が何ヶ月も続いているという方、いませんか。病院で検査を受けても「異常なし」と言われ、ますます困惑してしまった方もいるかもしれません。

実はそのような慢性疲労の状態には、休息だけでは解決できない明確な原因があることがほとんどです。今日は、慢性的に疲れやすくなる背景と、その改善に向けて知っておいてほしいことをお伝えしていきますね。

院長:吉田

「元気だった頃の自分に戻りたい」とおっしゃる方が当院にも多くいらっしゃいます。慢性的な疲労は「気合いが足りない」のではなく、体の機能に何らかの問題が生じているサインです。原因を一緒に探していきましょう

目次

慢性的な疲労とはどのような状態なのか

一般的に「慢性疲労」とは、通常の疲れとは異なり、十分な休息をとっても疲労感が回復せず、それが数ヶ月以上続く状態を指します。「疲れやすい」「体がだるい」「頭がぼーっとする」「気力が湧かない」といった症状が重なっている方が多いです。

一方、「慢性疲労症候群(ME/CFS)」は医学的な疾患名で、発症時期が明確で6ヶ月以上続く著しい疲労、活動後に悪化する倦怠感、熟睡感のない睡眠などを特徴とします。医療機関での診断が必要な疾患ですが、日常的に感じる「慢性的な疲労感」も放置すると慢性疲労症候群に近い状態に近づく可能性があるため、早めのケアが大切です。

慢性的な疲れを引き起こす5つの原因

「なんとなく疲れやすい」という状態は、複数の要因が重なって生じることがほとんどです。「これが原因のすべて」という単一の答えではなく、以下の5つの要因がどのように絡み合っているかを理解することが、改善への近道になります。あなたにはいくつ当てはまるでしょうか。

最近の研究では『疲労は蓄積しない』との考えもあるようですが、根底にあるものは肉体的・精神的な負荷が、睡眠や休息による回復量を上回っている状態を指します。

① 自律神経の慢性的な乱れ

慢性疲労の根本には、ほぼ必ずといっていいほど自律神経の乱れが関係しています。自律神経は、体のエネルギー消費と回復のサイクルを無意識にコントロールしている神経システムです。仕事のプレッシャー・人間関係のストレス・長時間労働などが続くと、交感神経が慢性的に優位な状態になり、体は常に「戦闘モード」のまま休めなくなります。

夜になっても交感神経が緩まないため、眠りについても質の良い睡眠がとれず、翌朝も疲れが残ります。この「ストレス→自律神経の乱れ→睡眠の質低下→疲労蓄積→さらにストレス」という悪循環が、慢性的な疲労の最大の原因パターンです。

② 睡眠の質の低下

睡眠時間は確保しているのに疲れが取れないという方は、睡眠の「量」より「質」に問題があるケースが多いです。深いノンレム睡眠(特に睡眠の最初の90分)は成長ホルモンが分泌され、体の修復が集中的に行われる重要な時間です。しかしストレスや自律神経の乱れがあると、この深い眠りに入りにくくなってしまいます。

「10時間寝たのに月曜の朝からすでに疲れている」という方は、まさにこの睡眠の質の問題を抱えている可能性が高いです。睡眠薬に頼るより、自律神経を整えることが根本的な解決につながります。

③ ホルモンバランスの変化(特に40代以降)

女性の場合、40代以降に女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると、自律神経の乱れとともに強い疲労感が現れることがあります。「更年期疲労」とも呼ばれるこの状態は、ホットフラッシュや不眠を伴うことが多く、体力の低下以上の疲弊感をもたらします。

男性も40代以降は男性ホルモン(テストステロン)が緩やかに低下し、これが意欲の低下・易疲労感・体力低下として現れることがあります。「年のせいかな」と思い込んでいる方も多いですが、ホルモンの変化が疲労の一因になっている可能性を知っておいてほしいです。

④ 栄養不足とエネルギー代謝の低下

ビタミンB群・鉄分・マグネシウム・亜鉛などのミネラルが不足すると、細胞レベルでのエネルギー産生が低下し、慢性的な倦怠感につながります。外食が多い・食事を抜くことが多い・ダイエット中という方は、エネルギーを作り出すために必要な栄養素が不足しがちです。

特に鉄分不足による「隠れ貧血」は、血液検査の基準値内でも実際は不足しているケースがあり、慢性的な疲労感・頭のぼんやり感・息切れなどとして現れます。エナジードリンクやカフェインで乗り切ろうとしていると、栄養不足をさらに悪化させるリスクもあります。

⑤ 姿勢と血行不良

背骨や骨盤の不正列や機能不全が慢性疲労に関係していることは、意外と知られていません。姿勢が崩れると、特定の筋肉が常に緊張状態になり、慢性的な筋肉疲労を引き起こします。また、脊椎のゆがみは自律神経の流れを妨げ、血行を悪化させることで、細胞への酸素・栄養の供給が滞ります。

デスクワークで長時間同じ姿勢をとっている方、スマートフォンの使用時間が長い方は、首・胸椎・腰椎に大きな負担がかかっており、それが慢性疲労の温床になっていることがあります。

慢性的に疲れやすくなりやすい方の特徴

これまで挙げた5つの原因を踏まえると、慢性的な疲労に陥りやすい方の像が見えてきます。30〜50代の働き盛りで、残業が多くストレスフルな仕事に就いている方はリスクが高い層です。特に「仕事では常に全力」「弱音を吐けない」というタイプの方は、交感神経が常時優位になりやすく、回復が追いつかなくなりやすいです。食事が不規則・睡眠が短い・運動習慣がないというライフスタイルが重なると、さらに疲労が蓄積しやすくなります。

「自分はまだ大丈夫」と思い続けて数年後に体が悲鳴を上げるというパターンは、実はとてもよくあることです。「なんとなく疲れやすい」と感じているなら、今がケアを始めるタイミングかもしれません。

「休んでも疲れが取れない」ときに気をつけること

慢性的な疲労が続く場合、まず内科・血液検査で甲状腺機能低下症・貧血・糖尿病・肝機能障害などの器質的な疾患を除外することが大切です。これらの疾患が背景にある場合は、医療機関での治療が優先されます。

疾患が見つからない場合でも、「気のせい」では終わりません。むしろ検査で器質的な問題が無いことを確認できるのは良いことです。そのうえで自律神経・睡眠・栄養・姿勢など、複合的な要因に一つひとつアプローチしていくことが大切です。

慢性疲労を和らげるための日常ケア

慢性疲労の改善は一朝一夕にはいきませんが、日常の積み重ねで必ず変化は出てきます。原因に合わせたアプローチを続けることが大切です。

睡眠の質を上げる工夫

就寝前の1〜2時間はスマートフォンを使わない、部屋の照明を暗くする、入浴で体を温めてから寝るなど、副交感神経が優位になる準備をすることが大切です。毎日ほぼ同じ時間に起床することで、体内時計のリズムが整い、自然な眠気が訪れやすくなります。「早く寝なければ」という焦りがかえって眠りを妨げることもあるので、横になるだけでも良いという気持ちで臨みましょう。

栄養摂取を意識する

ビタミンB群(豚肉・大豆・玄米など)は糖質をエネルギーに変える際に必須の栄養素です。鉄分(レバー・赤身肉・海藻・小松菜など)は酸素を全身に運ぶために欠かせません。食事から摂ることを基本にしつつ、食事が偏りがちな方は適切なサプリメントの活用も選択肢になります。

自律神経を整える小習慣

朝に太陽の光を浴びながら5〜10分ウォーキングするだけで、体内時計がリセットされ自律神経のリズムが整いやすくなります。深呼吸・瞑想・ストレッチなど、副交感神経を意識的に引き出す習慣を日常に組み込んでみてください。「仕事が終わったら切り替える」という意識的なリセット習慣も大切です。

カイロプラクティックで慢性疲労にアプローチする

カイロプラクティックでは、背骨・骨盤の機能不全整えることで自律神経の流れを改善し、慢性疲労の回復をサポートします。特に頸椎・胸椎の調整は自律神経のバランスに直接影響し、副交感神経が機能しやすい環境を作ることができます。

「マッサージを受けると一時的には楽になるが、すぐ戻ってしまう」という方は、根本的な問題が改善されていない可能性があります。当院では丁寧な検査から始めて、その方の疲労の根本にある体の問題を特定し、継続的なケアを通じて体質ごと変えていくアプローチをとっています。

慢性的な疲労は、「頑張りが足りない」のでも「気合いが足りない」のでもありません。身体の機能が低下しているという、れっきとしたサインです。

ため息ばかり出る、会社に行きたくない、身体がだるいといったお悩みは「これくらいは仕方ない」と見過ごす前に、ぜひ一度ご相談ください。あなたの疲れの原因を一緒に探して、元気な毎日を取り戻すお手伝いをさせてください。


院長:吉田

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