【変形性膝関節症】自分の脚で歩きたいんです

変形性膝関節症で来院された女性（70代/役員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

左膝痛、左ふくらはぎの痛み、腰痛、姿勢が悪い、頭痛がある。

10年程前から階段の昇り降りや歩行時に膝の痛みと前傾姿勢が始まった。整形外科の先生からは膝の変形が進んでいるのでどこかのタイミングで手術を視野に入れた方が良いと言われた。手術以外で良くなればと友人に紹介してもらった。

来院に至るまでの経緯

友人が吉田先生の整体を受けて好評だったので紹介していただいた。

50年近く事務作業で座り続けているので膝と腰が悪い。10年前に事務所が移転するまでは、会社の机は低く、膝に負担がかかっていた。昼休みや自宅では正座をしていたことが関係しているかもしれない。

夫は働くことが趣味で、私も現役で微力ながら手伝っている。頭は衰えていないつもりだが、国内出張や出先で歩いたり、階段の移動がつらい。真っ直ぐ立っているつもりでも、お尻を突き出しており右に傾いている。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

検査結果の分析により膝関節、腰椎/仙骨の可動域制限と判断

施術内容と経過

左膝、腰椎の施術に重点を置いた。

仙骨と仙腸関節をうつ伏せと横向きで施術を開始した。第3週目からは第5腰椎の施術を追加した。
左ひざは仰向けで軽い伸展を伴う施術とドロップ機能を用いた施術を行う。徐々にうつ伏せでの施術も行うことで前後の可動域回復を意識した。

2か月目からは仰向け時にリラックス出来るようになったので、後方に落としながら下方へ素早い亜ジャストを行った。

平均して5000～8000歩、歩くので膝のサポーターを用いながら敢えて可動域を制限した。足首回旋運動によりふくらはぎの筋肉を刺激するストレッチを日課として継続している。

痛みは皆無ではないが、自分の脚でしっかりと歩けている。休日には夫婦やご友人と銀座まで出かけられている。

以下ご本人のメッセージ

友人がヨシダ整体で良くなったと紹介されて受け始めました。いつも歩く時は前傾でお尻を後ろに突き出して歩いていたのですが、腰も施術を受けるので動かしやすくなり、背が伸びた感じがします。

会社が坂の上にあるので、少しでも長く自分の脚で歩けるようにいまでもメンテナンスを兼ねてお世話になっています。色んなストレッチや旅行でたくさん歩く時はサポーターをつける助言も頂いております。いつもありがとうございます。

院長からのコメント

「少しでも長く自分の脚で…」と初回の時に何度もお話しされていたことが印象的でした。手術で良くなればいいけど、友人は膝の術後から歩けなくなったようで何としても変わるんだという意気込みも感じました。

長く歩いたり、階段が続くと歩くスピードが遅れて疲れるともおっしゃっていましたが、お仕事も現役で活動的でとても素晴らしいです。

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