
院長:吉田お気軽にご相談ください!

院長:吉田お気軽にご相談ください!
食事で顎が痛むときに見直したい口の開け方を、カイロプラクターが解説します。痛みが出やすい食べ物と、歯科・口腔外科を先に受診してほしいサインもまとめました。
こんにちは。ヨシダカイロプラクティック恵比寿整体院の吉田です。
久しぶりにフランスパンをかじったら、顎がズキッと痛んだ。焼肉のあと、顎がだるくて口を開けるのが怖い。そんなご相談をよくいただきます。
食事で顎が痛むときは、食べるものより口の開け方を先に見直してみてください。顔は動かさず、下顎だけを小さく下ろす。それだけでも顎の関節にかかる負担は変わります。




顎が痛いと、食べるものを気にされる方が多いです。ただ、開け方を変えるだけで楽に食べられることもあります。
当院でよく伺うのは、次のような食べ物です。
共通するのは、大きく口を開ける、強く噛み切る、何度も噛み続ける、のどれかが必要なことです。おにぎりやハンバーガーは柔らかいのに、かぶりつくときに口を大きく開けます。
顎の関節は、耳のすぐ前にあります。頭の側にある受け皿(下顎窩:かがくか)に、下顎の骨の先端(関節突起)がはまる形です。あいだには、クッションの役割をする関節円板があります。
口を少し開けるとき、関節突起はその場で回るように動きます。さらに開けると、円板と一緒に前へ滑る動きが加わります。
当院では、この動きをコンパスの軸や、バスケットボールのピボットにたとえています。受け皿と頭は動かさず、関節突起だけが動く。このイメージで開けると、顎に負担がかかりにくいと考えています。
下記のイラストの下顎骨と呼ばれるところをメインで上下させるイメージです。上顎骨や頭、側頭筋は大きく動かさないように開閉します。


痛みがあるうちは、大きく開けようとしないでください。痛くない範囲で、軽く動かすだけで十分です。
かぶりつくとき、顔を上に向けながら口を開けていませんか。上顎は上へ、下顎は下へと、反対向きに同時に動く開け方です。
かぶりつくときは、顔を1〜2cmだけ下に向けます。上顎と顔はそのままで、下顎だけを胸元に向けて下ろすイメージです。
口を閉じる動きは、開ける動きより楽なことが多いです。気をつけるのは開けるときです。
痛みが強い時期は、噛みやすい側を使ってかまいません。口の中で食べ物を左右に移しながら食べて大丈夫です。痛みが落ち着いてきたら、両側で噛むようにしていきます。
あくびは、一日の中で口がいちばん大きく開く場面のひとつです。顔を少し下に向け、下顎だけを下ろすようにしてみてください。顎の下に手を軽く添えるのもひとつの方法です。
英国の病院の口腔外科が患者さんに配っている資料でも、食べ物を小さく切ること、硬いものやガムを避けること、口を大きく開けすぎないことが勧められています。
これは痛みがある時期の工夫です。痛みが落ち着いてきたら、食べられるものを少しずつ戻していきます。


次の場合は、食べ方の工夫より先に、歯科・口腔外科を受診してください。
当院では、口の中には触れず、顎の関節の動きに加えて、首や後頭部、姿勢、噛み癖を確認します。痛みがある動きを無理に大きくすることはしません。
顎関節症全体の考え方や初回の流れは、顎関節症のページでご紹介しています。口が開けにくい方は、口が開かない・顎がカクカク鳴るのはなぜ?もあわせてご覧ください。


吉田泰豪D.C.
ヨシダカイロプラクティック恵比寿整体院 院長
Palmer College of Chiropractic 卒業/オランダ政府登録カイロプラクター/C.C.E.P.(四肢認定)保有
東京都渋谷区恵比寿南1丁目9-2 AIビル301