
院長:吉田お気軽にご相談ください!


お子さまの学校検診で「背骨が少し曲がっているかも」と通知を受け取って、急に不安になっていませんか。あるいはご自身の姿勢を鏡で見たときに、ふと左右差を感じたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
初めて耳にする方にとっては、聞き慣れない言葉に戸惑ってしまうのも当然のことです。側弯症は決して珍しいものではなく、正しい知識を持って向き合えば、過度に不安になることなく前向きに付き合っていける症状でもあります。
この記事では、背骨が左右に曲がってしまう仕組みや見過ごされやすいサインについて、できるだけかみくだいてお伝えしていきますね。


背骨の歪みは早く気づくほど対処の幅が広がります、不安なときこそ正しい知識から始めましょう
側弯症とは、背骨が本来あるべき位置から左右方向に弯曲した状態のことを言います。正面から見たときに、まっすぐ縦に並んでいるはずの背骨がS字やC字を描き、さらに骨自体がねじれを伴うケースも少なくありません。医学的には「コブ角」と呼ばれる傾きの角度を測定し、10度以上の弯曲が確認された時点で診断されます。
背骨は体を支える柱であると同時に、脳から全身へとつながる神経の通り道としても大切な働きを担っています。ここに歪みが生じると、神経の伝わり方や筋肉のバランス、さらには内臓の働きにまで影響を及ぼすことがあります。
とくに成長期のお子さまでは、骨の成長と一緒に弯曲が進みやすいため、できるだけ早く気づいてあげることが本当に大切になります。
ひと言で側弯症と言っても、その原因や発症のしかたによって分類が異なります。代表的なタイプを知っておくと、ご自身やご家族の状況がどれに当てはまるのかが見えてきます。原因がわかれば、向き合い方も自然と定まってくるはずです。
側弯症全体のなかでもっとも多く、全体の60〜70%を占めるとされています。「特発性」というのは原因がはっきりしないという意味で、思春期の女の子に多く見られるのが大きな特徴です。
生まれつき背骨の形に異常があり、それが原因で弯曲が起きてしまうタイプです。乳幼児期の検診で発見されることが多く、専門医による長期的な経過観察が必要になります。
神経や筋肉の病気、外傷、加齢にともなう変性など、別の原因の影響で背骨が曲がってしまうタイプを指します。大人の方で新たに気づかれるケースもこの中に含まれます。
側弯症は痛みが出にくいため、ご本人もご家族も気づかないままじわじわと進行することがあります。日常のなかで、次のようなサインに心当たりがないかチェックしてみてくださいね。
これらは見た目の変化として現れる代表的なサインです。ご家族が「あれ?」と気づいてあげる視点こそが、早期発見のいちばんの近道になります。
軽度のうちであれば、日常生活に大きな支障が出ることは少ないかもしれません。しかし弯曲が一定以上に進んでしまうと、見た目の問題だけにとどまらず、体の内側にもさまざまな影響が現れてきます。ここを理解しておくことが、早めに動く動機づけになります。
背骨の歪みが大きくなっていくと、腰や背中の痛み、慢性的な肩こりに悩まされる方が増えてきます。さらに重度になると胸郭そのものが変形し、心臓や肺の働きが圧迫されてしまうケースも報告されています。
進行性の側弯症は、放置すればするほど取れる対応の幅が狭まっていきます。気になるサインが少しでもあるなら、できるだけ早めに専門家へ相談していただきたいと思います。
とくに思春期のお子さまでは、姿勢の見た目を気にして自信を失ってしまうことがあります。プールの授業や制服姿でつらい思いをするお子さまも少なくないので、心のケアもあわせて考えてあげたいところです。
ここまでお伝えしてきたように、側弯症はその種類や進行度によって対応のしかたが大きく変わります。共通して言えるのは、いまの状態を正確に把握することがすべての出発点になるということです。
すでに診断を受けている方も、これから検査を考えている方も、定期的に背骨の状態を見ていただくことを強くおすすめします。コブ角の変化を追いかけることで、本当に必要なタイミングで適切な対処を始められるからです。
日々の姿勢や体の使い方のクセを整えていくことこそが、側弯症の進行を抑えるためにもっとも基本的で大切な取り組みになります。長時間の同じ姿勢や、片側ばかりに重さをかける習慣は、背骨にとって思っている以上の負担になります。
ヨシダカイロプラクティック恵比寿整体院では、まず徹底した検査を通して背骨の状態を正確に評価することから始めています。アメリカ・パーマー大学で学んだカイロプラクティックの知見と、オランダでの臨床経験をもとに、お一人おひとりの体の状態に合わせたアプローチをご提案しています。
「これって側弯症なのかな」「進行していないか不安」というお気持ちを、お一人で抱え込み続ける必要はまったくありません。背骨のことは専門家といっしょに向き合うのが、結局はいちばんの近道です。気になることがあれば、いつでも気軽にご相談くださいね。
側弯症のカーブがあっても無症状の方も多く、背骨が真っ直ぐであっても腰や背中に痛みがある場合もあります。
重要なことは自分の意思通りに機能的に動かせるか、不具合なく生活できるかも大切なポイントです。カーブの有無・大小にかかわらず、おひとりおひとりに適した施術やアドバイスを提供してまいります。

