【便秘】トイレの場所を気にしながら　

便秘で来院された女性（40代/公務員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

腰痛や首の痛み、肩こりがある。初回のカウンセリング時に先生に便秘や月経痛、過去に過敏性腸症候群があり相談すると腰や自律神経に関係しているかもしれないと知る。

食いしばり、背中や肩こりもあり全身の緊張を感じている。2-3日毎に便通があるが少量で硬い。おしりが切れたことがある。

来院に至るまでの経緯

過去に過敏性腸症候群があり、通勤時に特急に乗れずに普通電車に乗っていつでも降車できるようにしていた。

現在はシングルで小学生の娘がおり、受験や思春期でストレスはかかっていると思う。とくにここ数年は新しい部署への異動、離婚、引っ越し、受験対策、両親のことで多忙。

腰痛、偏頭痛、噛み締め、食いしばり、肩こり、背中の緊張、首の痛みがあり悩んでいる。呼吸が浅くなり胸が苦しくなる時があるが、健康診断や内科では異常無しの診断を受ける。腰痛で悩んでいた同じ部署の同僚に紹介されて来院に至る。

検査と所見　

初回検査結果は以下の通り　（当院独自の検査と所見で診断ではありません）

検査結果の分析により頸椎、腰椎、仙骨の可動域制限と判断

施術内容と経過

上部頸椎、腰椎、仙骨の施術に重点を置く。

仙骨と第5腰椎をドロップ機能を用いてうつ伏せと横向きで施術を開始した。巻き肩が強く肩関節の内旋と肩甲骨も外転傾向であったので胸椎の施術をP to Aで行う。

第1頸椎と右顎関節の施術は軽負荷で行いながら、徐々に深さを出した。両肩と肩甲骨のストレッチを1日に20回行う。1回あたり3秒程で出来るので習慣化してもらった。　

呼吸のアドバイスを行い、4周目の再検査時に3回スクワットを追加。腰仙椎の可動性が増え、2週目に腰痛の緩和がみられた。便通は1-2日毎にあり、軟便か通常の便で不快感を伴わないとのこと。

以下ご本人のメッセージ

吉田先生とスタッフの方々には感謝です。腰痛や肩こりが当初の来院理由でした。ご相談した後に便秘、PMSは腰や自律神経が関係していることを知りました。自分のためにも、娘のためにも何とかした状況で頑張って通院して、ストレッチも習慣化しました。

今では症状が強くなる前に把握できるようになり、その際は予約を早めてもらっています。普段は便秘でだったのですが、定期的にお腹を下すことがありました。その際は同僚の目線も気になっていたのですが、ここ半年は一度も起きていません‼

いつも急な予約や変更もありがとうございます。

院長からのコメント

お仕事にプライベートに多忙で大変でしたね。便は代謝が良くならないと滞り、便秘になります。代謝は水や食事の摂取と動くことで円滑になります。

そして施術だけではなく、朝食を摂るようになったこと、肩のストレッチや立上がありやスクワットを取り入れたことが変化につながったと感じております。お子さんも無事に希望校に合格されたとのことで嬉しいです。無理せずに貴重な家族の時間を楽しんでください。

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